自己言及器官

プログラマーワナビー

第2回OSS Gate にメンターとして参加した

1月に行ったOSS Gateはビギナーとして参加したのですが、今回はメンターとして参加しました。

開催前はビギナー(参加者、見守られる側)の数とメンターの数が釣り合っておらず、それならメンターとして参加するかなーとおもって行ったのだが、 蓋を開けてみればビギナーよりメンターの方が参加率が圧倒的に良く(おそらく後進を育てたいという目的で来る人が多く、参加率が高いのではないか)
メンターの一部がビギナーとして参加するということになりました、ビギナーの継続発掘が今後の課題です。

前回の反省として、メンターはあまりビギナーに手とり足とり、教えすぎてはいけないと言われたので 基本的に横から見ていて
うまく問題の部分は解決できましたか、と節目節目で声をかけるいう感じで見守っていたのだが、正直きちんとサポートできたのかは不安であります。
その作業のログはGitHubのIssueにまとまっており、ここから閲覧できます。

github.com

その問題はIssueを立てるだけじゃなくてパッチを送って取り込まれるところまで行きました。
(パッチ送付先のRroongaの作者がOSS Gate主催の@ktou さん自身だったのは割と偶然が重なった結果です)

今回、個人的に一番興味深かったのは、Gentoo使いの(確か)高校生でtwmというウィンドウマネージャーに、 知り合いの先生が作ったというパッチを送りたいという参加者です。

割と最近(ここ2年くらい)にUbuntuとかを使い始めたヌルいOSSユーザーの私としては、twm自体初耳で名前を聞いてからググる程度の知識しかなかったのですが、
経験豊かな人たちが両隣からサポートについて、GDBを使ってデバッグを行っていました。
Gitterのチャットによると、パッチ自体はその後も 継続してコーディングして完成したようで、次はメーリスにパッチを投下したいがどうするかという段階まで進んだようです。

github.com

メンターの中にはRubyコミッター(※ 次回はいないらしい)やLibreOfficeの翻訳チームの人、企業でLinuxカーネルの開発部隊にいた人などが今回居たので、
単にGitHubにIssueを立てるだけではないようなサポートもできるかもしれません。
次回の開催は5/28になります。

oss-gate.doorkeeper.jp

gitter.im

その他

この記事にOSS Gateについて言及があって面白いです。

Rubyist Magazine - Rubyist Hotlinks 【第 36 回】 須藤功平さん

リンク

sho.tdiary.net


Copyright (C) 2016 tSU-RooT, Permission is granted to copy, distribute and/or modify this text. Unless otherwise noted, the text of this page is Dual licensed under a "Creative Commons Attribution 4.0(or any later version) International License", OR the "GNU Free Documentation License, Version 1.3(or any later version) published by the Free Software Foundation; with no Invariant Sections, no Front-Cover Texts, and no Back-Cover Texts".

このブログの記事は必要である範囲で他の著作物を引用していることがあります。また指摘・修正を受け付けます